遺品整理について【体験談】

人は誰しもいつかは死にます。突然の葬儀の時、一番困るのが遺品整理です。生前きちんと整理されていないと、時にとんでもない量の遺品を整理しなければいけません。

私の祖母の時には2tトラック3台分の遺品を捨てました。昔の人というものは今と違って物がない時代だったので、必要がないものでもとりあえず保存しておこうということで物をためる傾向にあると思います。すごいことに明らかに必要のない看板まで遺品としてありました。

遺品整理としては売れるものは売る、いらないものは捨てると心を鬼にして整理しないといつまでたっても散らかったままです。親が認知症などの病気を患われた方は親が生きている間から少しずつでもいいですので、整理を始めておくことが重要です。葬儀が終わってからではとても整理する気になりません。気力が回復するのにも時間がかかりますし、何より仕事をいつまでも休むわけにもいきません。ましてお子さんなどがおられましたら、今後の生活のほうが大切です。

遺品整理が終わると遺産の相続の話になります。兄弟がおれば、争いごとになることは目に見えています。そういうことも考えて、兄弟のいる家庭は遺産を残さずにあの世に行かれるほうがいいと思いました。