海外で訃報を受け取った場合は

海外に住んでいたり、あるいは長期の旅行に出ていたりした時に、親しい人が亡くなったという知らせを受けることもあるでしょう。日本国内にいる場合 と違い、すぐに駆けつけるというわけにはいきません。そんな場合はせめて弔電でも、ということになりますが、海外から日本に弔電を打つなどというと、一昔 前は大騒ぎでした。料金が高いというだけでなく、手続きも厄介でした。しかも弔電といった習慣は日本以外ではあまり一般的ではないため、どうしても電報と いう方法をとろうとすると無理にアルファベットで書いたものになってしまうのです。そのため、お悔みのメッセージのように即時性や日本語表現が重要な場 合、電報よりむしろファックスという方法が好んで用いられてきました。

しかし現在はインターネットが便利です。いくつかの電話会社が同様 の サービスを提供していますので、どこからでも簡単に日本流の弔電を申し込むことができます。問題は支払いの方法です。日本国内だったら自宅の電話料金から 引かれるだけですが、海外からの申し込みにはクレジットカードが必要になります。また利用者登録も必要になりますので、外国の地で利用できるようにWEB メールのアドレスを準備しておくのがよいでしょう。