お墓をつくる時の費用には、墓石そのものの費用以外に永代使用料と管理費が必要となってきます。永代使用料とは、簡単に言うと墓石を立てる土地を借りる代金のことです。基本的に永代使用料を払えば、名義人死亡時に継承者がいればそのまま墓地として使用することが出来るようになっています。
この永代使用料は墓石を立てる土地の大きさにもよりますが、寺院墓地、民営墓地、公営墓地によって値段が違ってきます。
寺院は、それぞれの宗教・宗派や檀家関係など様々なことが絡んできますので一概に相場というものはなく、それぞれまったく料金が違っているため確認をする必要があります。
それに比べて、相場が比較的分かりやすいのが民営墓地や公営墓地です。民営墓地は1平米あたり10〜30万円くらいが相場となっており、公営墓地はそれより少し安く1平米あたりおよそ15万円前後となっているところが多いようです。またこの永代使用料と一緒に必要になってくるのが年間の管理費ですが、管理費はどこの墓地でも大きな差はなく、平均して5000円から10000万円前後となっていることが多いようです。
ただしどちらも墓地の場所によって多少増減し、郊外よりも都市部の方が全体的に高くなっています。